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2011年02月 アーカイブ

人はどれくらい起きていられるのか

正しく睡眠-覚醒のリズムをチャンと保ちながら起きつづけることのできる限界は、1桁の数字の加算を一定時間連続して行ない、その能率によって精神作業力をみるものです。


フリッカー・テストは、光を変化的に断続させて、それを連続光と見るか、断続光と見るかの弁別力を調べます。


その装置の一例があるのですが、断続回数を漸減していき、ちらつきが見えはじめる回転数をもってフリッカー値とするのです。


一般に脳幹謂様体の刺激によって大脳皮質の活動水準が上がるとフリッカー値は高まり、反対に疲労によってその活動水準が下がるとフリッカー値も低下するのです。


脳波を調べたミトニクとアーミントンの報告によると、α波が減少し、時には全く消失するのです。


また「逆説α波」なる現象がみられます。


すなわち、「正常時ならばα波をブロックするはずの朝が逆にα波を引き出す」のであって、これは睡気におちいった被験者に刺激が茄わると、正常の安定した覚醍に似た状態に引きもどされることを示しています。


このように羽毛 ふとんでの睡眠の実験にはさまざまなものがあります。


人はどれくらい起きていられるのか 2

開眼時間にもα波が連続して現われたり、半醒状態の時には一過性に高振幅の徐波が出たりするのです。


このような脳波の変化にもかかわらず、被験者は


「自分はしっかりしています。意識ははっきりしています」


・・・と言い張って、その意識水準の低下を否定するのが特徴的です。


つまり断眠時の意識状態と自己判断は、正常唾眠者とちがって微妙なズレを起こしているのです。


(そこで断眠者の精神状態は、これを単に被験者に対する問診だけではきめられず、何らかの客観的検査によらなければ誤りを冒すことになるでしょう)。


心理学的検査では、連続加算(クレペリン・テスト)、反応時間、判別、記憶記銘などの各種のテストに、一般に共通の傾向がみられます。


それは、短時間のテスト値は正常または正常に近いのですが・・・


検査時間が長びくと羽毛 フトンを見ただけで睡気の発作や放心状態に伴って反応の脱落や錯誤が生まれ、成績が悪くなることです。


人はどれくらい起きていられるのか 3

ラブランドなどはロールシャッハ・テストを用いて、その被験者が断眠すれば幻覚を起こすかどうか予言できるといっています。


・・・以上は量的変化ですが、断眠がひ錯覚から幻視、幻聴、被害妄想、関係・心理的変化その他多数のこの種の実験があります。


一まとめにしてみると、断眠によって生じる精神的変化のうちで、1番目立つのはやはり意識状態の変化です。


はっきりした目ざめの状態を保つのが困難になり、睡気、短時間の放心、半睡半夢などをきたし、それに1致して脳波の律動異常を起こします。


脳波に関しては、羽毛 布団 販売をしている会社による実験などの種々の報告がありますが、たとえば72時間の断眠までが報告されています。


またある博士らは、断眠が心身のストレスとなって、潜在的な分裂病を誘発することすらあると主張しています。


断眠による生理的変化は、その断眠の程度および個体差によってさまざまです。


一般にいろいろの生理機能は最初のうちは正常の範囲内であって、断眠がすすむにつれて次第に変化するのです。


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